気がついたら、秋もどまんなか。このシーズンの楽しみは、茸。最近は、茸にもGlobal化の波!!
楽しみにしているのは、フランスの茸たち、セップ、トランペット茸、ピエ・ド・ブルー、ジロル茸など、お財布と相談しながらではありますが、これが並ぶと秋の深まりを感じます。一番すきなのは、モリエール茸。だけどこれはフランス国内でもとても高く、なかなか手に入るチャンスがない。干したものでも、セップよりも高いのです。
ちなみに、日本のしいたけも最近では海外進出をしており、フランスの市場でSHITAKEとして売られておりました。ちなみに発音は、「シィタケ」。シとタをつめて発音すると、おフランス風になります。
茸以外にも、秋を語るとしたら、やはり季節の和菓子でしょうか?この1-2年なぜか羊羹がマイブームで、自腹でさおものを買ってしまうのです。昨日は、山にかかるかかる満月の風景をあらわしたTORAYAの新更科を買ってしまいました。見事です。
少し前に聞いた話によると、昔は庶民が羊羹を食べるのには、大変だったとのこと。そもそも、自分が食べるために買うなんて論外。お客様に差し上げるために買うのですが、出されたお客様も辞退するのが礼儀。そして押し問答の末に、下げられた羊羹をようやく家人が頂くというのです。
現代に生まれて本当に、よぅござんした。(何故か江戸言葉)
虎屋 TORAYA
www.toraya-group.co.jp
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