2010/12/26

ヌーベルコリア



 ソウル最後のご飯は、ロッテホテル38階のムグンファ(無窮花、무궁화)へ。 11月にリニューアルしたばかり。窓際の席からは、青瓦台やチャンドックン、チョンドックンが一望できる。

2010/12/25

お粥で復活

ホテルに戻ったら、急におなかが痛くなる。どうやら寒さにやられたようだ。どうにか体調が治ったので、薬泉(ヤッチョン) 약천でお粥を。食べたら、元気になった。医食同源なんだろうな。

ピピンパップ



南大門市場で適当な食堂が見つからなかったので、新世界デパートのレストラン街でピピンパを食べた。

高麗人参をもとめて京東市場へ


 朝鮮人参を買いに、京東市場へ。

8月に放映された「きょうの料理スペシャル コウケンテツのメシタビin韓国」を見て、次回の訪韓では、ぜひ市場で買ってこようと心に決めていた。今回の旅行のメインイベントなのだ。

地下鉄の駅をおりて地上にあがるとそこは既に、えもいわれぬにおいが漂い、沿道には漢方や生鮮食料の店が軒を連ね、市場にやってきた臨場感いっぱい!ちょっとだけ寒さを忘れる。

香港でも漢方通りをそぞろ歩いたことがあるが、それを上回る混沌さ。干したムカデやとげとげの木など見たことがない品々が並ぶ。これって本当に薬効があるんだろうか…

市場はエリアごとに、ナツメなどの乾物、果物と分かれている。凍ったエイを鉈のような包丁でたたき切っていたのは、冬ならでは。

お目当ての生の高麗人参は、4本でW13,000と、びっくりするほどの値段。店のおばさんが、高麗人参茶を出してくれた。人参のにおいは、最初は気になるけど、慣れるとにおいをかぐだけで元気になりそうだから不思議。

一方の乾燥人参は、W28,000と少し高め。乾燥人参には、印紙みたいな証明書が貼ってある。それに、人参のゆるキャラもいる。

http://www.seoulnavi.com/shop/1223/
http://www.seoulnavi.com/special/5000309




薬令市の門。よくみると鶴と高麗人参がかかれています










凍ったエイ






おまけにもらったナツメは凍っていました


ヤドリギ。どうやって使うのでしょう?

梨大はお嬢様大学



ホウォダン/호원당 www.howondang.co.krでお菓子を買った後、梨花女子大へ。

お目当ては、ドミニク・ペローのキャンパス・コンプレックス。地下には、カフェやレストラン、ベーカリー、本屋、映画館、といったちょっとしたショッピングモールのようになっている。

現代建築の魅力は、素人が一見しただけでは構造が理解しがたく、でも、建物を探検しているうちに建築物の魅力にはまっている所だと思う。そういった意味では、梨大キャンパスコンプレックスは、丘陵の高低差を上手に利用した傑作なのだと思う。

それにしても、こういうところで4年間を過ごせるなんて、なんて恵まれた大学生活なんだろう。














2010/12/24

スユク


明洞咸興麺屋명동함흥명옥で、牛肉のスユク수육を。ここでは、お茶のかわりにスユクのゆで汁を出してくれる。夏に来たとき、大きな薬缶をもってお兄さんがテーブルを注ぎまわっていたっけ。

スユクはゆでた肉の塊をスライスしただけのシンプルな料理。それだけに手間のかけ方や素材の選び方でで美味しくもまずくもなる。夏には来店したとき、ゆで汁からかなり美味しいのではないかと思われたけど、やっぱり期待を裏切らない美味しさだった。

モモやバラだけでなく関節なんかもあり、関節はコラーゲンたっぷり。肉を余すところなく食べる。

明洞咸興麺屋명동함흥명옥 SeoulNavi




広蔵市場ではしご


寒い屋外を歩き回って冷え切った体を温めるべく、広蔵市場へ。

まずは、有名な麻薬海苔巻きとそうめん、餃子で腹ごしらえ。麻薬海苔巻きは、ニンジンと沢庵だけなのに、特製の醤油をつけると確かに病み付きになりそうな味。少しわさびが入っているのかな。



続いて、ピンデトックを。市場の中央で石臼で豆をひいている店で。見ると地元のおじさんらしい人がマッコリを飲んでいる。こういう店は間違いなく美味しいです。





















宗廟



宗廟に無事到着。宗廟は、ツアーでしか回れないので、11:00からの英語ツアーに参加。

ガイドの女性が、
「寒さで口が回らないのよ。」
と言い訳するほどの寒さ。中池塘にも厚い氷が張っています。中池塘の真ん中の木は、伊吹(Juniperus)とのこと。

ところで、英語の説明で "soul tablet"という説明が出てきたのですが、なんだわかりますか?なんと位牌のことなんです。
 

ラッキーなことに普段は閉じたままの正殿の扉がちょっとだけ開いていて、中の様子をちょっとだけ垣間見ることが出来ました。ラッキー。


神の御子は生まれたり



今日はクリスマスイブ。クリスマスには教会に、元旦には神社にお参りする日本人の私としては、ぜひ教会にということで明洞聖堂にきました。

聖堂の広場には、キリスト生誕の場面を示す人形が飾られているのですが、24日朝のため、飼い葉おけは当然空っぽです。

朝日に映える大聖堂。とにかく寒いのです


お告げの天使ガブリエル。はだしで寒そうです。

ソルロンタンで体の中から暖める

ソウルの冬は寒い。手袋を外して写真を撮っていたら、あっという間に痛くなって間隔がなくなりそうになった。帽子なんか役に立つかな?と疑っていたけど、持ってきて本当によかった。

まずは、体の中から暖めなくちゃ…というわけで、神仙ソルロンタン 신선설농탕へ。百歳ソルロンタン백세설농탕には、テールのほかにも朝鮮人参、なつめ、栗など体によさそうな食材がいっぱい。

神仙ソルロンタン 신선설농탕 [SeoulNavi]
www.sinsunfood.co.kr

2010/12/23

抹茶のお菓子はソウルでも人気

明洞の散歩で、冷え切った体を温めるべく、オソルロッ오설록へ。ここでは、済州島の緑茶や抹茶のお菓子を食べることが出来る。

クリスマスイブの前日で、店内は、韓国人のカップルがいっぱい。ケーキや抹茶アイスをシェアしながら、あつーいひと時を過ごしているようだ。韓流ドラマの影響か韓国の男性はもっと男性上位かと思っていたがそうではなさそうだ。

オソルロッ 오설록 [SeoulNavi]
www.osulloc.co.kr


シンプルだけど美味しいスンドゥブ


仁寺洞からの帰り道で見つけた店。

ハングルはよくからないが、どうも1962年からやっているスンドゥブの店のようだ。看板メニュー1962순두부/W5,000を頼む。なかなか美味しい。つけ合わせの白菜がしゃきしゃきしているのは、冬ならではかも。エゴマのキムチが、とても美味しかった。

小公洞(ソゴンドン)トゥッペギチッ 소공동뚝배기집 [SeoulNavi]


するめのキムチ


大根のキムチ


エゴマのキムチ


イカのキムチ

白菜のキムチ