2010/08/24

ソウルのお土産


旅に出るとあれこれ買いたくなります。買い物は、その土地と仲良しなる第一歩。
ソウルでも実にたくさんのものを買いしました。

ライ麦くるみ饅頭食べくらべ



以前、お土産にもらっておいしかったライ麦くるみ饅頭を明洞に買いに。

「店長 愛ちゃん」と名乗る売り子のお姉さんの口上がとても面白い。

私、東京に遊びに行きました。
お土産に、キムチ持って行きました。
暑くてすっぱくなった。
韓国のり、べとべとになった。
チョコレート、溶けちゃった。
大丈夫だったのくるみ饅頭だけ。
室温で7日間、冷凍すると90日おいしいです。

うまいこというなあ。焼きたてを試食に配っているのですが、これがおいしい。

くるみ饅頭は、インサドンのアシアナ航空御用達の店や他にも数種類あるようですが、インサドンと明洞が同じくらいおいしい。


明洞胡桃菓子(ホドゥグァジャ)/호두과자
서울시 중구 충무로2가 111-2

ホミルホドゥ 仁寺洞店/호밀호두 인사동점
서울시 종로구 인사동 72-1

2010/08/13

暑いときには、熱いものを



ソウルの食べ修めは、明洞の百済参鶏湯で 烏骨鶏の参鶏湯を頂く。日本が土用にうなぎを食べるように、韓国では参鶏湯をたべる。ここの店では、食前酒として、高麗人参酒がつくが、これは薬酒で胃を目覚めさせるためなんだと思う。内臓を抜いたひな鳥の中にもち米や高麗人参がつめられており、汗をだくだくとかきながら食べる。

今年の夏はまだまだ続きそうなので、自分用のお土産にロッテデパートで、参鶏湯セットと高麗人参を買う。これで暑さも大丈夫。

百済参鶏湯/백제삼계탕
서울시 중구 명동2가 50-11
Tel : 02-776-3267
konest

月と太陽

インサドンの広場で伝統舞踊を踊る一団。

 バックには王座の背景にある屏風と同じ山河の壁画。左に月、右に太陽が描かれているのがお約束だそうです。

温故知新


この4日間、よく食べたもの。それはかぼちゃ。伝統茶や韓菓、冷たかったり、温かったりと実にバラエティに富んでいました。中でも一番気に入ったのが、チルシルかぼちゃのラテです。家に戻ったら、自分でもやってみようかな。

そういえば、日本でも一時期かぼちゃのプリンが流行したことがありましたが、最近はあまり見かけないようです。

チルシルは昌徳宮の近くとインサドンに2店舗あります。昌徳宮近くの店には、餅博物館があり、とても品のよい紳士(おじいさん)が説明をしてくださいました。それにしてもお餅なんと種類の多いこと。

チルシル本店/질시루 본점
서울시 종로구 와룡동 164-2
www.kfr.or.kr/jil

松の根元の甘酢は見つからなかったけど


今日も雨が気になるけど、世界遺産の昌徳宮へ。

後苑の庭園見物はできなかったけど、王の居城や執務室など宮殿を楽しみました。チャングムの世界ですね。劇中では、チャングムの母が親友と願を掛けて埋めた松の根元に甘酢を埋める場面があって、そんなシーンを髣髴とされる裏庭などもあったり、たっぷり堪能しました。

次回は、庭園見物をしたいものです。

おのぼりさんでも自由自在


地下鉄乙支路3街駅でみつけた液晶の大型街頭ディスプレイ。とても便利。経路の探索、周辺地図の表示、レストランや観光地の検索などなど、地図をもっていなくても、iPhoneをもっていなくてもいきたいところに行き着けます。私のようなおのぼりさんには、まことに親切なシステム。

さすが、ソウルは三星、LGのお膝元ですね。

さっぱり味だけど、元気が出そう



ソウルも最終日。朝ごはんは、ホテルのはす向かいの神仙ソルロンタン/신선설농탕へ。テールのソルロンタン(ハンバンコリソルロンタン/한방꼬리설농탕)には、ナツメや朝鮮人参もはいっていて、元気が出そう。


神仙ソルロンタン/신선설농탕
서울시 중구 명동2가 2-2

2010/08/12

IKKOさんがほめる



夕食の後、話題の韓国コスメの店のはしご。大手ではエチュードハウス、Natural Republic MISSHA などなど。なかでもエチュードハウスは、「IKKOさんがほめる」のキャッチコピーで、等身大の看板まである。IKKOさんが男性だって韓国の人はしっているのかな?

雑誌やガイドによると機能別シートマスクがお薦めとあったのであれこれ物色。1枚、100円から200円が相場。中には、10枚200円程度のものもある。ちょっと怖いなあ。どこの店も、店の入り口にヘッドセットマイクをつけた呼び込みのお嬢さんが立っていて、スタイルがいい。(でもちょっと強引)

冷やかすつもりがつい欲しくなって、ずいぶん買ってしまった。でも、そんなに懐が痛まないのがうれしい。Natural Republicでアンチ・エイジングのマスクを山のようにご購入の日本人のお姉さん。お土産でくばるのかしら、それとも自分で使うのかな。

あまりにも期待が大きすぎて…


ソウルに来たからには、一食ぐらいはがっつりと肉を食べよう。と、ガイドに掲載されていたドゥナムジプ/등나무집へ。ワインに漬け込んだものとカルビを食べる。ワイン豚がやける様をじっと見つめていたら、おじさんに
「ミルダケジャダメ、タベテ(見るだけじゃだめ。食べて)」
と笑われた。しかも日本語で。

カルビは、肉はやらかくておいしかったけど、できればタレに漬け込んでいないものがよかったな。単に好みの問題だけど

藤の木(ドゥナムジプ)/등나무집
서울시 중구 충무2가12-16
www.iporky.com

初めてだけど、懐かしい味



シッケは、米を発酵させて作ることから、韓国の甘酒とガイドブックにはある。実際には、甘酒ほどとろみもコクもなく味もあっさりと薄く、今年のような猛暑には氷を浮かべたシッケがとてもあうように思う。

歩きつかれてホテルの近くにある伝統茶のカフェYeon/연で一服。ここの一階は、ビジュン/빚은という餅のチェーン店で、地下にはお粥の店となっている。


Yeon/
서울시 중구 명동1가 51
02-7755-000
www.bizeun.co.kr

蓮根、下さい/연근 주십시오



インサドンの山村/산춘へ。ここのレンコンチップ(5,000W)が大好き。前にお土産でもらって好きなった。わずかにまぶしたシナモンフレーバの砂糖がおいいしいのだ。

日本では、蓮根というとおかずに入っている根菜というとても地味なイメージだけど、韓国では、お菓子やお茶にと幅広く使われている。特に、韓菓の蓮根の甘納豆は、大好きで、韓菓の店をみつけるたび、目を皿のようにして
「연근, 주십시오 (蓮根、下さい)」
と聞いてみたが、首を横に振られるばかりだった。最近は人気がないのかもしれない。


店の壁にかけている看板をたより調べてみたら、表通りに面しているのは売店で、脇の小道を入っていくと、精進料理だすレストランがあるそうだ。夜などは食事を取りながら韓国舞踊を干渉できるらしい。

山村(サンチョン)/산춘
www.sanchon.com

今年の夏はこれで乗り切る



午前中もたっぷり歩いて、お腹もへってきたので、北村カルククスで、豆乳麵(コングクス)を食べる。これが、豆乳?と既成概念を木っ端微塵にする斬新な味。大豆のポタージュといった方がよいかも。

今年のような猛暑には、さっぱりしているけどコクもあり、するする体に入るのにたんぱく質もとれる。豆乳のスープがおいしくてきれいに完食しました。

北村(プッチョン)カルグッス/북촌칼국수
서울시 종로구 소격동 84

韓屋探検隊



住所を頼りに白磁のギャラリー1260#を求めて、孝子洞をさまよう。人が一人やっと通れるほどの狭い道をそぞろ歩く。このいったいは昔ながら韓屋がおおく、門や壁、屋根瓦にも趣のあるものが多い。

どうにか1260#を探し当てたら、迎秋門にほどちかく驚いた。

1260#
http://www.1260.co.kr/

衛士は大変



ソウルは今日も曇り。降出しそうな按配である。昨夜はミョンドンで雨に備えてスニーカーを買った。

天気は気になるが、ソウルに来たからには、景福宮(けいふくきゅう、경복궁、キョンボックン)は外せないだろう。というわけで今にも降出しそうな空の下、景福宮へ向かう。景福宮では、ちょうど衛兵交代のパフォーマンスを見ることができた。

曇りとはいえ、30度を越える猛暑の中、古式ゆかしい衛兵の衣装をつけたまま微動だにしないのはつらいだろう。しかも定位置につくや否や、若い女性や子供たちに勝手によってこられて(自分の意思とは関係なく)写真を撮られるのは、役目とはいえ大変だなあ。

2010/08/11

次はトライ



今回もチヂミであっさりリタイア。冷麺→チヂミ→キンパといくはずでしたが、忠武キンパは次回にします。忠武キンパは具なしの海苔巻きとキムチ2種で5,000ウォンと、かなりコストパフォーマンスがよい。

地元のおばさんがお土産に何セットも買っているところをみると、具なし海苔巻きはかなりおいしいんだろうな。

忠武(チュンム)キムパッ/충무김밥
서울시 중구 명동2가 3-12

焼きたてはおいしい



冷麺(ネンミョン)/냉면の次は、チヂミ/찌짐。昨日前を通って気になった店に。店先でおじさんが、パジョンをせっせと焼いている。こういう店は、はずれがない。

ジョンの盛り合わせ(モドゥムジョン/모듬전)を頼む。すぐ目の前で、目の前で焼いているので、ジュージュー言う音が食欲をそそる。奥ではおばあさんがにらを使ってせっせと仕込みをしており、どうも家族経営のようだ。(1969年創業と看板にある)

隣の韓国人の女性二人組みは、どんぐりのムックを食べており、じつにおいしいそうだった。

ミョンドン・タロクッパッチッ/명동따로 국밥집
서울시 중구 명동2가 33-4

速いはうまい



夕ご飯は、明洞で韓式ファーストフードの食べ歩き。

まずは、明洞 咸興麵屋/명동함흥면옥で冷麺を。ここは店の外にあふれるほどの行列。だけど行列の進みがすごく速く、食べ終わっているのにまったりとしているとお椀を片付けられてしまうので、有無をいわず出て行かなくてはならない。

自然と、食べる速度も速くなってしまうのだけど、麺類は食べる速度も大切。勢いよくたべないと伸びてしまって、うまさが半減する。ここは、お茶の代わりに肉のスープを振舞ってくれるのだけど、とてもおいしい。辛さが中和するような気がする。スープつぎのお兄さんが、大きなやかんをもって歩き回りながらサービスをしてくれる。

スープから察するにスユクもかなり期待できそう。次回は注文したい。

咸興麵屋/명동함흥면옥
서울시 중구 명동2가 26-1
http://www.xn--2q1b88job865edssjxc.com/

Happy Hour



夕食に出かける前にExecutive Roomにいってみたら、Happy Hour。部屋に充満する香ばしいにおい。正体は…。そうスルメでした。

予想外のおいしさ



ソウルに来て、カキ氷に開眼。

韓国のカキ氷に欠かせないのは、お餅、ナッツやナツメなどの乾物、これが独特の歯ごたえとコクがでるのです。

そしてもうひとつ、今回の旅行で好きになったのは、朝鮮人参。出発直前に風邪を引きかけて、ホテルのエグゼクテイブ・ルームにあった粉末の朝鮮人参茶を飲み続けてたら、かぜはどこえやら。すこぶる調子がよいのです。

というわけで、本日のおやつは、カキ氷と朝鮮人参のみつのお団子です。

Tea Loft/티 로프트
서울시 중구 소공동1번지 롯데백화점명동본점14층

がっつり食べるぞ!



博物館探索でおなかがぺこぺこ。さあ、心行くまでソウルの胃袋を堪能しよう。ということで、東大門市場経由で、廣蔵市場にやってきました。麺類→<ピンデトッ/빈대떡→キムパプ/김밥のフルコースを平らげる自信満々。

ここは、食べ物を売る屋台や食料品のほか、衣類や寝具、日用品など生活に必要なありとあらゆるものがそろっている。中には、婚礼や供物用の韓菓や韓服など韓国の伝統的な品を扱う店もあちこちにあり、外国人にはとてもエキゾチック。

肝心の屋台フルコースだが野望に反して、麺類であっさりとリアイア。実に残念だが、次に来韓した折には、再チャレンジしよう。

私たちのルーツ



昨日(8/10)の行きの飛行機では、台風で少しゆれた。今日当たりは、済州島あたりを直撃しているかな?台風の行方が気になる。

だから、今日はなるべく屋内で過ごすことにして、国立中央博物館へ。(私の予想に反して日中雨が降ることはなかった)。地下鉄の二村/이존から5分ほどの道のりを汗をだらだら流しながら歩く。

 お目当ての半跏思惟像は、3階の一番奥。眠っているとも考えているともどちらに取れそうな表情が美しい。こうした微妙なものに美しさを見出すのは日本だけだと思っていたが、こうした美意識も朝鮮半島からの輸入だったのですね。なお、インドにも半跏思惟像はあるが背中や首が大きく傾いており、ずいぶん違う。

国立中央博物館/국립중앙박물관
서울시 용산구 서빙고로135

2010/08/10

食べることも修行なり



夜は、仁寺洞のバルゴンヤン/발우공양で、精進料理。韓国料理なのでやっぱり辛い。日本のあちこちの雑誌で紹介されている店。ホテルのコンシェルジェに電話をかけてもらったところ、幸運なことに予約が取れた。

バルゴンヤン/발우공양を漢字で記すと「鉢盂供養」。これは、お寺で僧侶たちの食事法を言う。(Wikipedia:「발우공양」より)


店内は、お年を召された方をつれたご家族や、尼さん同伴の方がいたり、年齢層は高そう。精進料理なので肉や魚、乳製品はないものの、十二法輪知床という12品のセットメニューは、たっぷりと量があり、量、質ともに満足でした。

バルゴンヤン/발우공양
서울특별시 종로구 견지동71
Tel:02-733-2081
baru.or.kr

お茶を飲みながら雨宿り



雨が激しく降って来たので、お茶を飲みながら雨宿りする。聞香齋ムンヒャンジェ/문향재で、店の名前と同じ聞香茶を頼んだら、くずを使った蒸したお餅が出てきてとてもおいしかった。

雨は、ますますひどくなる。

聞香齋ムンヒャンジェ/문향재
ソウル市鍾路区花洞106-2
서울시 종로구 화동 106-2
Tel 02-720-9691

韓屋でいただく伝統茶


今回、ぜひいってみたかったのが、北村とよばれる伝統的な韓屋が立ち並ぶ地区。韓屋で伝統茶をふるまう店もいくつかあり、訪ねてみた。チャマシヌントゥル/차마시는뜰は、茶を飲む庭との意味だが、その名のとおり小さな中庭を囲んで喫茶室が作られている。

韓国の伝統茶は、儒教の影響から茶といってもいわゆる茶葉を使わないもの。顔から汗が吹き出るほど暑い中を歩いてきたので、かぼちゃのシッケがとてもおいしい。シッケは、蒸したお米を発酵された飲み物で、初めてのむものだが、どこか懐かしい。

一緒に頼んだ、南瓜餅は、注文を受けてから蒸し揚げる。程よい甘さともちもち感が好きになった。

チャマシヌントゥル/차마시는뜰
서울시 종로구 삼청동 35-169
Tel: 02-722-7006











旅行の無事を祈念して



 ソウルに到着。旅行の無事を祈念して、ホテルの隣の明洞大聖堂へ。

 ソウルは暑いです。歩くだけで汗が噴出します。そして、東京と同じく蝉時雨。

いきあたり、ばったり

 行き当たりばったりでSeoulに旅をすることになった。

どこに行こうか、何をしようか何も考えていない。何が起こるか?(でも、何も起こらないだろう。たぶん)気の向くままに、歩いてみようと思う。