2012/09/30

中秋の名月

中秋の名月です。

シャングリラホテルの月餅です。この写真だと、大きさが分かりづらいのですが、実は4cmくらいと一口大です。

実は、シャングリラホテルのロビー(28F)から、スカイツリーが一望できます。写真では、かなり小さくぼんやりと見えますが、実際にはかなりくっきりと見えるのです。

夜、ロビーに立ち寄ることがあれば、(たぶん、ないだろうと思いますが)、ぜひ、写真に収めてみたいものです。

2012/08/25

日本インド化計画



今年の夏は、あんまり調子よくないなあ。とよくよく考えてみたら、忙しさにかまけてスパイス薫蒸を怠ったせいかもしれません。

マクドナルドでマサラ・バーガーが売り出されてると聞き、早速食べてきました。チキンフライが挟んであって、なかなかの味です。何でも、インドでは、ベジタリアンのためのマックができるとか。

2012/08/06

Santa Cruz de la Seros /偶然の出会いに感謝

(on 17:00 1 May 2012)
サン・ジュアン・デ・ラ・ペーニャ(San Juan De La Pena)への手前の村サン・クルズ・デ・ラ・セロス(Santa Cruz de la Seros)で偶然見つけたロマネスク寺院を見学。レイレのサン・サルバドールの開館時間が時間が気になるところだけど。


車で移動していると、こうした偶然の出会いがあるのがうれしい。とても小さい村だけど、奇岩の山とのどかな風景、昔ながらの家屋。こんなところで1週間ぐらい、のんびりできたら面白いだろうな。

http://www.santacruzdelaseros.es/

Monasterio de San Salvador de Leyre / 修道僧の合唱


(on 19:00 1 May 2012)

San Juan de la Penaから車をとばしたらどうにか地下聖堂の見学時間にぎりぎり間に合いました。直後にやってきた人は、断られていたところをみるとぎりぎりセーフとったところでしょうか。

今日は、昨日の雪の日が嘘みたいな晴れて暖かい1日です。

19:00から修道院で修道僧の聖歌の合唱があるとのことで、新修道院へ。

おごそかな気持ちで椅子に腰かけて、聖歌に耳を傾けていると、写真は撮るわ、礼拝の途中で出這入りはするわ、果てはケータイの着信音はするわ…。以外にもマナーに悪い人が多くてびっくり。異教徒というか無神論者(の私)ですら、信仰に配慮してマナーは守るのに、フラッシュをたくなど神様の機嫌損ねてしまわないんだろうかといらぬ心配をしてしまう。

入り口にあった沈黙を促す修道士の看板がとても気に入ったので写真に収めた。当たり前のことではあるけど、修道院に行くのはレジャーであって、信仰の証ではないのだなあと実感。

2012/07/16

MNAC: まずはロマネスク美術の予習を

タウルの壁画はこちらが本物。2年越しで見ることがかないました。
(on 28 Apr 2012)
空港で車をピックアップして真っ先に向かったのがカタルーニャ美術館(MNAC)。一番最初にBarcelonaに出張で来た見本市会場のすぐ隣にある。

今回も、ご多聞にもれず、空港から市内に向かう途中で道に迷った。最初の30分は本当に、魔の30分だ。まあ通過儀礼だと思って、30分余計に時間に余裕を持たせておくのと、迷った時はこれで一つ予定を消化したと安堵することにしている。

ともあれ、MNACに到着。今年は昨年見られなかったロマネスク展示をたっぷり見て、明日からの寺めぐりに備えることにします。

近年は、タウルの壁画など世界遺産級の壁画は、MNACに本物がおさめられ、現地にはレプリカが飾られていたりする。展示のあちこちで、まるで巨大鳥かごのようなものがポコポコあるのだけど、これはドーム状の壁画の裏側なのです。

他にもロマネスクで好きなのは、木製のキリストやマリア像。この時期のもので特に一木造りのものは、宗教間の違いを超越した美しさがあるのが面白い。よく、仏像などでは木の中にもともと存在する仏を掘り出していくといったようなことを聞いたことがあるが、そんな感じさえする。

もうひとつ面白いのは、悪魔。これは、思わすににやっと笑ってしまう面白さがある。怖いというよりもコミカルだ。昨年は背中を痛めていたので、どうも悪魔というのは腰が悪いんじゃないかと邪推してしまうほど、ひょこひょこ歩きをいているように見えるのだ。

ここのミュージーアムショップは、気のきいたお土産がそろっていて、いつもあれこれ買ってしまう。おすすめは、スケッチブックとピンバッチ。甥にあげるつもりが、全部自分のものにしてしまったことを白状しておく。

2012/07/02

CARLUM Barcelona / 修道院のお菓子を召し上がれ

男性二人連れもけっこういます。お菓子もそれなりに注文されてます。

(On 28th April 2012)
バルセロナの旧市街にあるCAELUMというカフェがある。 ここの窓際に陣取ってお茶を飲んでいると実に面白い。通りに面して大きく張り出し窓から、道行く人たちが、ショーウインドウ一杯にならべられたお菓子を幸せそうな顔をして覗き込んでいく。中には、くるりと踵を返したかと思うと、店の入り口に意気揚々と入ってくる人もいて、お菓子って人をこんなにも幸せにするのだなあと実感する。

CAELUMで売っているのは、スペイン全土の修道院から集められたえりすぐりのお菓子。パッケージは地味だし、形も素朴なものが多いけど、味はどれも保証付きである、なんたって神様が太鼓判を押してくださっているのだから:D

とくに大好きなのは、Yemas。卵を使っていることや南蛮菓子の鶏卵素麺のご先祖様と言うこと分かるけど、どうやって作るのか知りたかったのですが、ようやくわかりました。「修道院のお菓子―スペイン修道女のレシピ」にその作り方があります。他に、アニス味のクッキーのレシピもあり、これもお気に入りの味なのです。


修道院のお菓子―スペイン修道女のレシピ ★★★★★
丸山 久美(著)
CAELUMwww.caelumbarcelona.com
Carrer de la Palla, 8 08002 Barcelona


2012/07/01

Memory of a Omelet / ホテルでオムレツ

BilbaoのSilken Gran Hotel Domineで。シェフが目の前でオムレツを焼いてくれる。
(on 3rd May 2012)
ホテルでオムレツを食べるとき、初めてBrcelonaに行った時のことを思い出す。もうかなり前のとだ。同僚Tと一緒に働いていたフランス人の若いエンジニアPのことを思い出す。

それは、バルセロナの見本市に出展するプロジェクトに参加していた時のこと。ある日オフィスに行ってみると、Pがいた。数日前にカンファレンス・コールの時にはフランスにいたので、大体の事情は呑み込めた。(展示するプロトタイプを急ピッチで日本で仕上げるためだろう。)そして、今頃まで開発しているなんて、大丈夫なんだろうとか、とても不安になった。

たぶん、その翌日か翌々日のことだったと思う。、Tに会うと、Pが来ないとひどく心配していた。まあ、これまでの疲労と時差ボケで起きられないことは、誰にもわかりきったことだった。表向きはぶっきらぼうなTだけど、心根はとても優しい彼はPのことを心底心配しているようだった。

同じ日の夕方か夜だったと思う。Tを見かけたので、Pの様子を尋ねると、今度はカンカンに怒っていた。寝坊したうえに、ホテルでオムレツを悠然と食べてきたという。しかも、Pの来日にかかる一切の費用は、日本側で負担するらしい。(オムレツが含まれるかどうか、真偽のほどは定かではないけど。)

Tは、寝坊したことよりも、Pがオムレツを食べていたことの方に腹を立てているようだった。無理もない。Tも忙しくて、たぶん、家にもあまり帰れず、ろくなものを食べていなかったのだから。それに、Pにしてやるせない気持ちでいっぱいだったに違いない。だって、わざわざTに言ったりせずにこっそり食べればよいのだから。

Silken Gran Hotel Domine
Alameda De Mazarredo, 61, Bilbao