さて、今日は三の酉。ようやく重い腰をあげて、酉の市@新宿花園神社に行ってきました。
今日で今年の酉の市は最後、とても混んでいます。参拝の列は、靖国通りに達しています。押すな押すなの大賑わい。両親へのお土産に、花園饅頭のお饅頭と境内の屋台の切り山椒を。
場所柄、歌舞伎町のホストの皆さんも縁起をかついで出勤前の参拝にしていますが、せっかくの髪型(M字バング?)がもみくちゃにされて、ちょっとご不満とお見受けしました。
この数年お世話になっている、秋山商事で新しい熊手を買いました。いつか、肩に担ぐほどの大熊手と思いは高いのですが、大きくするのは慎重にとのおばあちゃんの教えに従って、今年も昨年と同じサイズを購入。でも、お店の計らいで名札がちょっとだけ大きくなったり、大入り袋も大きくなったり、今年は神社のお札までサービスしていただいたので、来年はいっちょがんばるかと心意気だけは立派だったりします。
ちょうど、順番を待っているときに、一抱えもある熊手を引き取りに若者くんが来ていました。抱えるほど大きなものは、事前にお願いして作ってもらうものなのです。とても照れくさそうにお店の手締めを受けている姿が初々しいです。「○○○コンサルタント」といういかにもITっぽい名前から察すると、手締めを受けている若者君が代表なんでしょうか。だとすると、ちょっと見所のある若者くんだと思ったのです。

ビジネスには正解はない、どんなに努力しても、過去にどんな成功した事例でも、状況が一変したら、大失敗してしまう。だから神だろうがナンだろうがすがれるものはすがって、という貪欲さが必要なんだと思います。
ちなみに大きな熊手の場合、お店の人が大通りのタクシーまで先導してくれるようです。
いずれは、出世して大熊手を買いにくるのだと、大きな野望を誓った酉の市でした。