2009/05/01

碧い海の正体

 山奥で育った私にとっては、海そのものが驚きだったりする。碧いアドリア海の写真を見たとき、これはフィルターや画像修正しているはず…と疑ってかかっていた。だから、眼前に広がる碧い海をみたとき、とにかくうれしくてうれしくてシャッターをカシャカシャと押し捲った。

 それだけではあきたらず、道の上から、ホテルの上から、…とちょっとずつ構成を変えてとったもんだから、すごい量の写真が手元にある。

 初夏のアドリア海はまだ冷たいようで、さすがに泳いでいる人もない。それでも水際まで行って見た。驚いたことに、砂浜に眼を凝らすとところどころ、きらきらっと緑に光る粒が見える。ワインのビンが砕けて波であらわれ、砂と一緒に運ばれたのだ。


0 件のコメント:

コメントを投稿